キジ


色んなお肉を今迄使って来ましたが、身近な様で、意外と使った事の
無かったのがキジです。
県内でも飼育している様ですが、今回のはフランス産。

綺麗な赤みです。肉質は赤身と白身の間くらいです。
初めての食材なもので、最初のお客様のは恐々作りました。
年配の女性お2人が分けて食べられる、と言う事なので、厨房であらかじめ
2つにシェアしてご提供、したんですが!何と!面白い!
キジのモモ肉の足先に近い方の筋がまるで骨!硬いなんて言うもんじゃない。
最初なので基本通り、骨付きでローストして、後で骨を外して
お出ししようと思っていたら、骨は外したのに、肉が切り分けられない!
何でこんなに骨が沢山あるんだ?と思い、一本、一本硬い骨の様な物を
取り除きました。外しながら「あー、これがキジの筋なんだ」と気付き、
何でもやってみるもんやねぇ、と、ひとしきり感心してしまいました。
そして、異様に縮む皮。
何じゃこりゃ!と言うくらい縮みます。面白いねー。
味はすこぶる付きに宜しい。

ソバージュ(野生の、と言う意味のフランス語、髪型のソバージュと同意)ではなく、
エルバージュ(飼育した、と言う意味のフランス語)で、こんなに
扱いづらい素材があるなんて、何て素敵なんでしょう。やればやる程、
料理って奥が深くて面白い!(決してマゾではありません)

次のお客様からは、先に骨と筋を取って調理する事にしました。

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骨を外した状態。右側が足先に近い部分。その筋を取ります。
いかにも硬そうでしょう。

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モモ肉一本で、これだけ取れました。
他の鳥の筋は、焼けば多少硬いけど食べられます。
でもこれは無理、硬過ぎる。骨とほぼ一緒の硬さです。

画像


フランス産のマッシュルームと一緒にローストして、ソースはマルサラ酒を使いました。
付け合せは、肉の下に敷いた、タケノコイモのお焼き。
初めてなので、味を探りながら、とりあえず無難な着地です。
大変食べ易いお肉なので、お一ついかがですか。





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